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治療の流れ

STEP1 初診相談(所要時間 約40分)

ご本人やご家族の気になる点・疑問について矯正治療の専門医としてお答えします。
お口の中の診査、永久歯の本数や歯の状態のチェックをする全体のX線写真(パノラマX線撮影)を行います。(成人の方で手術を伴う矯正治療が必要の可能性がある方など、必要に応じて横顔のレントゲン写真も初診相談時撮影します)

 患者さんの矯正治療の必要性、いつ開始するのがよいか、おおよその期間や費用についてお伝えします。無理に矯正治療をおすすめすることは決してありません。当院で矯正治療を進めたいなと思って頂いた方のみ精密検査に移行していただきます。

Step2 精密検査(30分)

 良い治療を行うためにはより良い検査、診断が必要になってきます。
 当院では審美的要因となる骨格と歯のバランスの検査に加えて、下顎の動きなど機能的な検査も精密に行っていきます。

 内容としては、矯正用のX線撮影下顎の動きの検査お顔と歯の位置のバランスの検査お口の型採り必要に応じてCT撮影を行います。
(型取りが困難な方はスキャナーにて型取りを行います)

→なぜ矯正でCT撮影が必要なのかはコラムにて掲載予定です。

Step3 診断(30分)

矯正治療は診断で治療の質が80%決まると言われるほど診断は非常に大切なものです。

診断では、精密検査から得た情報をもとに、現在のかみ合わせやE-lineなどを含めたお顔立ちの状況顎の関節や咀嚼時などの様々な機能的な問題点、お子様ですと骨格の成長パターンなど(Downs分析やRickets分析、フェイスボウトランスファーによる顎の関節やかみ合わせの状態を立体的にチェックした結果)を具体的にお伝えし、ご要望を踏まえた上で専門家の観点から審美的、機能的に最善の治療計画をご提案します。

今後の治療の流れや治療に関する事項はきちんと書面でお渡しいたします。

診断名別、一般事項についてはこちら

Step4 治療開始、通院

積極的に歯の移動を行っている際は3〜8週間に1回、歯の生え変わりなどの経過観察際は3~4か月に1回のペースで通院が必要です。具体的な期間や通院頻度については、装置の種類などで異なります。

治療期間は積極的に歯を動かす治療としては大人も子供も治療平均2〜3年です。(歯の移動量や移動方向、骨格のバランスによって治療期間は異なります)

 大人の矯正治療だと動かし終わった後の保定期間に移行していただきます。

 子どもの矯正治療ですと永久歯が萌出完了するまでの経過観察期間があります。経過観察終了後、一番初めの精密検査のような検査(再診断用資料取り:費用は再診料のみ)を受けて頂き、大人の矯正治療が必要かどうかをお話し、希望が無ければお子様はここで矯正治療終了となります。大人の矯正治療希望される方は、引き続き大人の矯正治療に移行します。

Step5 保定・メインテナンス

目的の位置に動き終わった歯や歯の周囲の歯肉、歯槽骨などの歯周組織が長期間安定するために行う期間です。

動かし終えた直後の歯は、見た目には綺麗に並んでいますが、周囲の歯周組織はまだ順応しておらず、元の歯の位置に戻そうとする力が働きます。元の位置に戻らないように、保定期間では保定装置(リテーナー)という装置を用い、維持・安定を図ります。

保定装置についてはこちら

来院間隔は数ヶ月に1回(外したばかりは1か月後、除去1か月後安定を確認出来たら次回2~3か月後、その次が3~4か月後といったように、徐々に期間が空いていきます)、期間としては2年間目安に来院いただき、歯ならび全体が安定するまで経過をみていきます。

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